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激闘と感動の世界大会 裏方にも数々の戦いが!

11月17〜19日の3日間に渡り開催された4年に1度の世界大会も、世界各国から選び抜かれた精鋭達が熱い戦いを繰り広げ、盛況のうちに無事に幕を閉じました。

今大会はお陰様で観客席も3階迄満員となり、沢山の方々に極真最高峰の戦いを観てもらうことができました。

世界大会の結果は様々情報が出ていますので、ブログではそれ以外の事を記していきます。

大会初日は世界大会の1回戦と同時開催の国際エリート親善大会です。

エリート大会はコート数10面で行われ、世界各国の12才〜50才以上までの国際大会を勝ち上がったエリート選手達が、優勝目指して戦いを繰り広げました。

当道場からも選抜された壮年部の2名が出場しました。

前のブログにも記しましたが、トーナメントは右を見ても左を見ても強豪海外勢ばかり。

稽古十分な2人の強さは知っているものの、怪我などなければよいなと心配もしていました。

私は今大会の運営委員長のため、大会全体の運営進行をしており試合は見ることができません。

試合が終わり、セコンドについていた先輩達から報告があり入賞を知りました。

準優勝と3位です。

優勝こそ逃しましたが立派な戦績です。

初日の日程が終わる頃、激闘を繰り広げたであろう2人が結果報告に来てくれました。

「準優勝でした」「3位でした」と、とても悔しそうです。

やはり優勝のみを目指して稽古してきた2人ですので、入賞では満足しない志の高さには感心させられました。

握手をして 「また稽古頑張りましょう」と言うと、力強く「押忍」との返事。

これを糧に更なる成長を楽しみにしています。

表彰台の水越初段。

初日は選手、セコンド、コート運営、選手係と、当道場生の皆さん大活躍でエリート大会、世界大会1回戦の全てを滞りなく終えることができました。

明日からはセンターコート1面になりいよいよ世界大会本番です。

2回戦〜が始まります。

2日目

当道場生は選手係に集中です。

会場のあちこちで、選手の呼び出しに走り回っていいます。

選手がスタンバイしなければ試合は進みません。

試合進行の要。

責任重大です。

皆さんの努力のお陰で試合進行が止まる事は1度もありませんでした。

選手係として、選手と同じく激闘を終えた道場生。

2日目は選手の戦い以外にもメインがもう1つ。

少年部演武です。

当道場からも15名の少年拳士が参加しました。

演武の2ヶ月前から内容が決まりだし、稽古の中にも取り入れて練習してきました。

皆んな世界大会で失敗はできないと必死に稽古です。

大会1週間前には演武者100名全員が集まり、全体リハーサルをして万全で当日を迎えました。

少年演武当日、会場の東京体育館で待ち合わせ。

大会2日目の演武当日も、世界戦士が激闘を繰り広げている裏では、少年部達が懸命にリハーサルをしていました。

当日リハーサルを終えて。

いよいよ本番です。

運営進行席から取った一枚です。

手前で見守るのは三谷哲一初段。

1週間前のリハーサルも、当日の引率、リハーサルも全て三谷先輩が付き添ってくれました。

いよいよ演武が開始。

皆真剣そのもの。

道場の稽古ももちろん真剣ですが、やはり大勢の観客の前にした大舞台。

最前列で見ていると、子供達の物凄い気迫が伝わってきます。

最後まで元気にのびのびと、組手に型に試し割に打ち込んでいました。

会場からは自然と大きな拍手が。

文句無しの最高の少年演武でした。

皆よく頑張りました!

カッコよかったぞ!

子供達の力を引き出した演武プロジェクトチームの師範、先生方、安全に気を配り引率してくれた三谷哲一初段ありがとうございました。

3日目

いよいよ決戦の日です。

この日は選手係の他に、試し割のセッティングなど大変な作業が多数あります。

選手の入退場は、初日から岡戸師範代の担当。

本部の福田師範の信頼も厚く、選手係の全てを任せています。

岡戸、大庭両師範代、杉島、蒲生、横尾先輩はじめ、黒帯の先輩を中心に道場生の皆が、八面六臂の活躍です。

試合が始まりました。

勝ち抜いた選手は経験豊富な人ばかり。

選手係の呼び出し作業もスムーズです。

最終日も、何の問題、ミスも無く任務を遂行していきます。

決勝日は、運営担当として試合進行の他にもう一つ絶対に失敗できないものがありました。

大山倍達総裁生誕100年記念演武です。

全世界の支部長方190名で演武をします。

全国ではなく全世界です。

日にち、時間をかけての、綿密な打ち合わせはできません。

リハーサルは各国の支部長方々集まった、大会前日の16日の2時間のみです。

リハーサル当日は松井館長の指導の元、演武内容が決まっていきます。

実技は長年修行されている方々ばかりですので、流れを説明され、1度のリハーサルでピタリと動作が一致します。

演武の問題はありませんが、大人数ですので入退場が少々心配です。

当初は私も演武に参加予定でしたが、進行との両立は無理と判断して、裏方に徹することにしました。

もう1人の進行役の入澤群師範は、入退場の太鼓を担当する事に。

全員整列していただくまでが第一関門です。

絶対に失敗は許されず、本番が近づくにつれて緊張感は増していきます。

演武の時間となり、控えて頂いていた支部長方が、入澤師範の太鼓の合図で舞台に上がっていきます。

リハーサル通り整然と整列して頂けました。

舞台上では、これ以上はないと思えるほどの素晴らしい演武。

締めは松井館長を中心に道場訓唱和です。

変わらぬ気迫に、昔の稽古を思い出しました。

選手係として舞台袖で観ていたお弟子さん達は、皆「今まで見た最高の演武でした!」と興奮気味。

全世界の支部長が大山倍達総裁生誕100年に捧げた、真剣な打ち込みが心を打ったのだと思います。

演武が終わり退場のタイミングも入澤師範の太鼓で。

最後まで、何もアクシデントは起きずにスムーズに終えることができました。

太鼓を叩いた入澤師範も私もホッと一安心です。

私も参加したかったですが、裏方も演武者の1人と納得し、良い思い出にします。

演武が終わり世界大会決勝戦です。

女子は日本選手団の佐藤七海選手の優勝。

男子はIKOロシア所属のイエロメンコ・オレクサンダー選手の優勝で幕を閉じました。

3日間、全ての選手の戦いが素晴らしい内容でした。

数々の感動、ありがとうございました。

大会の成功は選手の激闘あってこそです。

そして選手が力を発揮できるのは、その舞台を裏支えする各支部の道場生の尽力が無ければ成り立ちません。

当道場生がその一翼を担ってくれた事に感謝し、同時に誇りに思います。

スタッフ以外の道場生も今大会に多大なるご協力頂きました。

ご協賛、ご観戦頂いた道場生、保護者様、関係者の皆様、大勢おられます。

道場一丸となり、世界大会成功に力を向けて頂いた事に感謝の念は尽きません。

皆様に心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。

4年後、8年後にこの大舞台に立つ選手を道場全体で育てていきましょう!

押忍。

✏️師範杉村。

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