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空手とランニングと昔話。

2019.4.30火曜日

道場稽古がお休みですので、私語りが2、3続きますがお付き合いをお願い致します。

GW中のランニング目標70km。

現在32km。半分弱まで来ました。

今日は大雨でしたのでカッパを着てランニング。

ランニングシューズはびしょびしょ。

ランニングシューズは一足を履き続けると長持ちしませんので、私は三足をローテションで使っています。

靴底のラバーは24時間では回復しないそうです。

定期的に走る習慣は約15年前からです。

年に1、2足買いますが、シューズ選びは一つの楽しみです。

あるメーカーのサイトを見ると、走る速度によって初級、中級、上級に分かれていて、それぞれにお勧めのシューズの紹介があります。

私の速度は5kmを25分程度ですのでかなり遅く、ランニングではなくジョギングの枠に入るようです。

初期の頃はこのメーカーの速度カテゴリーから選び購入していましたが、親指の辺りに穴が開くので今は写真のメーカーにしています。私にはピッタリで気に入っています。

体の為にも靴選びは大切ですね。

随分昔の話ですが黒帯になりたての頃、三峯冬合宿での事です。

大山総裁の頃は3泊4日。

着いた初日、午後からの稽古は三峯神社の駐車場から下山途中にあるヘリポート迄ランニングで行き、そこで稽古をして帰りもランニングで帰ります。往復で5km程の道のりです。

当時私は夏冬の合宿でしかランニングをしませんでしたので当然ランニングシューズの存在も知らず、500円程のペラペラのスリッポンのような靴を履いていました。

ペッタンペッタンと走っていた私は、足の親指が靴先に当たり指先が痛くなったので、途中から靴の踵を踏みながら爪に当たらぬ様突っ掛けて走っていました。

それを見てた当時三軒茶屋道場にいた現横浜北支部の今西支部長が足大丈夫ですか?と声を掛けてくれたので、私は痛いのを我慢しながら大丈夫です、と返しましたが、何気なく今西師範の足元を見ると、何とスーツで履くような革靴で走っていました。

2人で顔を見合わせ大笑いしたのを覚えています。

三峯冬合宿名物の22kmマラソンも痛みを堪えこの靴で走り、帰りの下山と滝浴びを終えた帰りのバスでは、両方の足の親指の爪はありませんでした。

私の中ではランニング=痛みとの戦い、となり嫌なイメージが残りました。

その後大会を目指す選手になった頃も、流石にランニングシューズの存在は知っていましたが、ランニングに興味は無く購入には至らず。

世界大会前は一撃の竜こと成島君とアメリカ旅行へ行き、そこでお揃いで買った、とてもランニングには向かない靴で毎日国立競技場を2人でダッシュしていました。

選手を引退して四谷に道場を開設し、暫くは道場指導に専念する日々が続きますが、そろそろ自身の稽古を再開しようと思い立ち国立競技場に通い始めました。

そこで競技場内の小さなスポーツショップに立ち寄ると、当時の私の足のサイズにぴったりの一流メーカーのランニングシューズが大安売りで販売していました。

手に取るとあまりの軽さに衝撃を受け、初めて走った時には弾力のある軽やかな履き心地に又々衝撃を受けました。

痛みなどとは無縁の履き心地で、何処まででも走っていけそうな気になります。

それから現在までランニング?ジョギング?を続けています。

前置きが長くなりましたがここからが本題です。

ランニングを始めた当初はただ走るだけ。

何も考えずに汗を流していました。

ランニングにも慣れてくると、あれ?なんのために走っているのだろう。軽やかに走るのは空手にとって良いことなのだろうか?

と疑問が。

これではいけない!選手を引退して現在目指している空手に繋がるようにしなければ。

そう考えるようになり、先ずは姿勢を正して視野を広げて走るよう心がけました。

その後は出来るだけ正中線を振らさずに真っ直ぐ、そして弾む様には走らない。

まだ色々ありますがこれによりランニングも空手にマイナスにならないように作用していると思います。

もう一つは私は先にも書いた通りランニングがとても苦手で嫌いな部類に入ります。後は懸垂が苦手でした。

競技選手の頃はこの2つはやらなければと思いながらも目を背けていました。

松井館長から稽古では苦手なもから目を背けるな!と言われます。

私にとってランニングは空手の為にと言うよりも苦手な物から目を背けない精神修行のようなものかもしれません。

まぁ、まだまだ苦手でやらなければならない事は沢山ありますが…

道場生のみなさんどうです。臭いものに蓋!

していませんか?

押忍。

✏️師範杉村

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