2019.5.10金曜日
飯田橋道場の金曜日の夜に行われる黒帯研究会、通称帯研。
池袋の旧本部道場でも金曜日の夜に帯研がありました。
大山総裁が直接指導される帯研に参加する事は、黒帯を習得した者の特権であり誇りでした。
とても厳しい稽古でしたが、誰もが手も、気も抜かず全力を振り絞るような稽古で、あの緊張感は忘れられません。
私の道場でも内容は同じに稽古しています。
勿論私が帯研で稽古していた時と年齢層が違いますから打ち込みの本数は少ないですが、緊張感や気合は当時の帯研と変わらぬ様に心がけて指導しています。
大山総裁の指導する稽古は別格でしたが、少しでも本部の伝統的な稽古、精神を私のお弟子さんにも引き継いで貰わなければなりません。
始まりは定置の基本動作。 全員で号令を掛けます。
基本稽古の後は回転の移動稽古。
運足からの基本動作を、全て360度回転をしながら行います。流石の黒帯も四苦八苦。必死で技を繰り出します。
極真独特の稽古ですが、得られる物は多いです。
動作が終わっても心の備えは解きません。
この後一本組手、型と続き本日の稽古終了です。
厳しい稽古を経ていかなければ、極真に対する自信も誇りも生まれないと思います。
帯研に参加する黒帯、茶帯の真剣な目にはそれが浮かんでいます。
頼もしい限りです!
約1時間半たっぷりと汗を流し、この後各々の自主稽古に移っていきます。
また来週も頑張りましょう!
押忍。
✏️師範杉村。