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三峰神社 総本部冬合宿

2022.1.4〜6

 

昨年はコロナ禍で宿舎の興雲閣から人数制限があり、大山倍達総裁と三峰神社への参拝を目的に一泊だけで、稽古と滝行はありませんでした。

今年は通常の合宿をと期待していましたが、年末からの感染拡大で昨年同様の人数制限となり、松井館長を筆頭に山田本部長、数名の総本部指導員、職員と昇段審査受審者のみの参加です。

それでも一泊できる人数制限を超える為、審査を初日と2日目の2回行うことにして、受審者の皆さんには前半後半に分かれて参加してもらいました。

私は直轄道場の支部長と総本部師範を兼任していますので二泊とも参加しました。

 

恒例の合宿では初日14時〜16時まで館長稽古。

翌日の2日目、13時から昇段審査となります。

今回は両日審査で館長稽古の時間が取れない為、審査は館長稽古を兼ねて行われました。

通常の審査は審査員席中央に松井館長と郷田最高顧問が座り、その両サイドに本部の福田勇師範と私が座り採点を行いまが、今回は館長ご指導、郷田最高顧問は不参加の為、採点は福田師範と私の2人のみです。

 

初日の昇段受審者には私のお弟子さんも3名います。

高原成明初段は二段を。

栗原麻友子1級と太田周作1級は初段を目指しています。

この3名は昨年行われた国際オンライン型試合の、それぞれのカテゴリーで優勝、準優勝、3位の好成績を収めましたので、試練を兼ねたご褒美です。

松井館長に日頃の稽古の成果をじっくり見てもらえる機会など、そうそうあるものではありませんので。

 

審査前は厳しく発破を掛けましたので、プレッシャーはかなりなものだったと思います。

しかしそれを跳ね除けるには稽古しかありません。

私も稽古をつけましたが、それ以上にそれぞれが課題を理解しての自主稽古も本当によく頑張っていました。

館長の目が届きやすい中、どれだけの力を発揮できるか楽しみです。

 

初日組は4日13時から審査開始。

全国から受審者が集まり、審査場の宝徳殿に入り緊張の面持ちで審査を待っています。

 

いよいよ昇段審査を兼ねた館長稽古の始まりです。

松井館長のご挨拶から。

 

実技に入りました。

定置での基本動作。

運足移動からの基本動作。今回受審の皆さんは、しっかりと稽古してきた跡が伺えてとても良い内容です。

我が弟子3人も緊張していますが、十分な準備をしてきましたので、とても良い動きをしていました。稽古は大山倍達総裁の遺された稽古体系に添い、技術的な外構から内面の意識まで、全てに松井館長の明確な指摘や実体験に基づく内容で指導され、受審者に深く染み渡っているのが分かります。

 

稽古時間は当初予定されていた2時間を大幅に超過して、実に5時間40分の長丁場となりましたが、受審者は疲れるどころか時間が経つにつれて、より真剣さが増していきました。

審査を無事に終えて。

 

満足げな我がお弟子さん。充実した感じが伺えます。

 

夕食を終えて。

館長講話です。後半は質問会となり、松井館長は大山総裁との思い出話などを楽しく話され、皆さん興味深く聞いていました。

 

翌日の早朝は松井館長にガイドしていただき、三峰神社境内を散歩です。

パワースポットで知られる御神木の前で。

日本武尊像。

随身門。三峰神社の歴史と共に、60年以上前からの大山倍達総裁と三峰神社の関わりについても説明されました。

 

のんびりと歩き館長のお話を聞いていると、私も昔の冬合宿の思い出が浮かんできました。

私が初めてこの冬合宿に参加したのが約45年前の9歳か10歳の少年部の時です。

宿舎は今の興雲閣の様な立派なものは無く、社務所で寝泊まりをしました。

社務所は建物自体が古く窓から隙間風が入り、布団は俗に言う煎餅布団です。

先輩が心配して何枚も重ねてくれましたが、全く寒さを凌げません。

子供に耐えられる寒さを超えていたと思います。

朝の稽古の前に、少年部は道着の下に服を着て良いとの指示がありましたが、寒さで手が震えて服のボタンを留めるどころか、持つことすらできませんでした。

見兼ねた黒帯の先輩が留めてくれましたが、その大人の手も震えていました。

その頃に比べると今の冬合宿は極楽に感じます。

温泉もありますし。

当道場生の皆さんも是非参加を!

 

その時の冬合宿の写真です。

清浄の滝の前で大山倍達総裁と正拳突き。

日本武尊像の麓で総裁と。総裁の上の子供が私です。

 

話がそれましたので本題に戻ります。

境内の散策が終わり本殿で祝詞奏上。

制限があり本殿に入れるのは松井館長と山田本部長のみです。本殿の前でお祓いをしてもらいました。

祖霊社参拝。

 

朝食をとり最後は滝行の為、三峰神社から下山です。

 

無事を祈り境内にある大山倍達総裁の記念碑に参拝をし三峰神社を後にします。

高原成明初段。

栗原麻友子1級。

太田周作1級。

無事に清浄の滝に到着。

社に御供えをします。

 

冬合宿最後の難行滝浴びです。

初日受審者した皆さんと。

次お弟子さん三人と一緒に。今年は氷柱が多く3人は良い年に来ました。

写真に収めても絵になります。

これも日頃の稽古が引き寄せた運かもしれません。

 

滝行を終えて。ここから20分程山を降りバス停へ。

バス停に無事到着し前期参加者の合宿日程は全て終了です。

私は二日目の審査をしに三峰神社に戻る為、ここで皆とお別れです。

皆さん合宿お疲れ様でした。

 

二日目の昇段審査は支部長や高段者が中心の審査です。

前日と同じく5時間40分の審査を兼ねた館長稽古となり 、普段指導する立場の皆さんも一つでも多くを収穫しようと真剣です。

採点は流石全日本チャンピオンを含む指導者の皆さんです。

高得点を付けて採点を終えることができました。

次の日の早朝行事も無事に終え、滝行は本部の後輩に任せて、私は福田師範と共に裏方に回り車で下山となりました。

今年の合宿は少人数でイレギュラー開催となりましたが、その分道場生は館長と密に過ごすことができて、特別な時間になったと思います。

 

来年こそコロナ禍が収束し、通常の冬合宿を開催できる様に願います。

押忍。

✏️師範杉村。

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