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飯田橋道場 一般部

2019.10.28月曜日

朝稽古は仕事に行く前の人が殆ど、夜の稽古は仕事を終えてからの人が殆どです。

いずれにしても皆さん空手道に価値観を持ち、仕事の合間に稽古を通して心身鍛錬をしています。

仕事も年齢も空手に対する取り組みも、皆さん様々ですが尊敬に値する人ばかりです。

空手で生きてきた私にとって道場生との会話は勉強であり楽しみでもあります。

そして私を通して極真空手を知って貰う訳ですから、責任は重いとの気持で指導をしています。

 

今日の稽古は基本的な立ち方である三戦立ち、騎馬立ち、前屈立ち、後屈立ちを確認して、各立ち方による正拳突きの稽古から。初心の立ち稽古は形を覚える事からです。

上級になれば目付、姿勢、重心、実際に立ち方に重さがあるかを確認しながら稽古する必要があります。

少し押されてぐらつく立ち方から突い蹴っても、そこに技の重さは乗らないと言う事です。

組手を作る為の基本的な立ち方や動作は正しく稽古し身体に染み込ませます。

 

型稽古に移ります。

型の打ち込みが終わると、型から動作を抜き出して約束組手を行います。

これは型の分解組手と言われる稽古方法です。

上段受けの分解組手。 分解組手は試合で使う技以外の空手の技術知るのに良い稽古です。

この稽古で人との間合い、技を仕掛ける呼吸、技の使い方を学びます。

この様な空手の動きを元に自由な発想で組手をしてみる。

試合での組手も同じです。

型、分解組手、自由組手を繰り返して戦い方を構築して行きます。

試合で勝つ為にはこの他に体力作りや、サンドバッグ、ミットなどの補強が必須となります。

 

稽古は分解組手が終わり自由組手です。 社会人として活躍する方々。

強さを磨く気持ちは若い人と同じ。

気迫漲る組手の連続です。

試合ではありませんので後輩にはコントロールして、実力が拮抗したもの同士なら、阿吽の呼吸でお互いの厳しさが増します。

 

今日も無事怪我も無く稽古終了です。

また次回の稽古も頑張りましょう!

押忍。

✏️師範杉村。

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