2019.4.3水曜日
春の昇級審査がいよいよ週末。
大山総裁は池袋の本部道場に審査の基準の内訳を貼り出していました。
出席率40%
心量、技量、力量、組手が各15%
これで100%の100点制です。
この内容を見ると大山総裁は稽古量を最も重視していた事がわかります。
これを表す言葉として「三合生活をせよ!」との言葉がありました。
三合とは家、社会人なら仕事、学生なら学業、道場、この三つ以外考えなくて良い、若いうちは自身の鍛錬に集中しろとの言葉です。
私の若い時は家、学校、道場、卒業してからも家、道場、トレーニングジムとこれまた三合生活でした。
今は稽古する人の年齢層も違い、時代に合わせて稽古の取り組み方も変わってくると思いますが、自分を甘やかさずに鍛練を続ける事は空手の修行者としての務めです。
続ければ必ず自身の成長を実感できる時が来ます。
一年で365回の稽古でも、三年で365日の稽古でも、成長の速さの違いはあれど行きつく所は同じだと思います。
さあ稽古です。 少年部からの先輩も逞しく成長をしています。
学生生活を勉強し楽しみながら、空手の修行者としての修行を忘れずに。
まだまだ稽古は続きます。
型。 先人の伝え残した型は打ち込むほど空手の深さを感じる事ができます。
ここから勉強する事が山ほど。
じっくり稽古してもらいたいです。
組手。
良い稽古を!
押忍。
✏️師範杉村