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四谷道場 少年部稽古と昔々の夏の思い出。

2019.7.31水曜日

暑さ厳しい中少年部が稽古にやってきます。

道場に着く前から汗が流れています。

45年も前、私が少年部の頃通っていた池袋の本部道場は、地下が更衣室、1階が30人程入れる少年部や初級者の道場、2階が40〜50名入れる本道場でした。

1階道場も2階道場もクーラーは設置されていません。

少年部の頃は今ほど気温が上昇することは無く、クーラー無しの1階道場で稽古しても暑かった思い出はありません。

しかし2階道場の稽古は当時の気温でも甘いものではありませんでした。

40〜50人で満員状態になる2階道場にそれ以上の稽古生が入り、真夏に窓を全て締め切って基本の稽古を行います。

基本稽古は準備運動も含めて50分程。

この間窓は締め切り状態。

道場内は40度を遥かに超えていたと思います。

涼しい季節でも疲労で倒れる人のいる稽古です。

基本稽古の間にバタン、バタンと人が倒れていきます。

稽古中はよそ見などできませんので倒れるのは気配で感じていました。

満員状態の道場に少しづつスペースが出来てきます。

基本稽古が終わり黒帯の先輩の「窓を開けて」の声がかかり、窓が開いた時の涼しさ、酸欠からの開放感は格別でした。

今では考えられない稽古ですが当時は日常的な事でした。

これは40年以上も前の話。

懐かしい思い出です。

 

今はこの様な無茶なことをしなくても、しっかりと実力の付く稽古をしています。

現代の暑さは耐えられる限度を超えていますので私の道場ではクーラーも活用して稽古しています。

何よりも明日の活力になる稽古を心掛けていますのでご安心を!

 

話が随分逸れましたが子供達は元気に稽古です。

今週末の土曜日は茨城県大会です。

この中から4名出場します。

基本稽古も気合が入ります。

今日は茶帯の先輩が先頭に立ち号令を掛けました。

小さい茶帯の先輩は初めての経験で緊張していましたが、最後迄堂々と先頭を勤め上げました。この気迫に満ちた顔!100点!

基本の打ち込みが終わり気と呼吸を整えます。

組手の試合前は型で技のキレと正確性をチェック。

週末は昇級審査もありますのでみんな真剣に稽古しています。

最後に突きで締め道場訓を唱和します。   

暑さ寒さに引かない心を作ることも大切です。

この暑い夏も稽古を。

押忍。

✏️師範杉村。

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